先日、オーダーキッチン製作のPrimaveraさんで、打ち合わせの最中でてきた会話・・・
「最近の若い世代のお客さんは、(不格好な)魚焼き機のついたガスコンロよりも(魚焼き機のない)カッコイイ外国製IHコンロを選択されるケースが増えてきた・・・」とか。
ウチの事務所では、キッチンのデザインも全て、その都度オリジナルで設計しています。確かに、キッチンのデザイン考える時、一番の悩みどころがコンロとレンジフードの辺りです。料理好き、喰うこと大好きな設計屋としては、料理する際のキモであるコンロ〜レンジフードの機能性については拘りはもちたいところです。ところが、デザイン屋の立場からすりゃあ、思いっきり生活感のでる「魚焼き機付ガスコンロ+ごついレンジフード」よりも・・・そりゃあスッキリデザインのカッコイイ外国製IHコンロにを採用したいのもヤマヤマです。ここいら辺が、キッチンデザインする際の一番の悩みどころではあります。
↑ちなみに、こちらのキッチンは「ガスコンロ+魚焼き機付」です。
では「(魚焼き機のない)カッコイイ外国製IHコンロ」を採用した場合はどうするのか?そりゃあ、無性に「アジの干物が食べたい、とか「鮎の塩焼き」が喰いたくなるときだって、一年に何度もあるでしょう。スーパーの総菜売り場で「焼き魚」買うよりは、そりゃあ「焼きたて」がウマイにきまっとる。そんな時には、便利な「魚焼き器」ってものもが世の中には存在します。←果たして、これ使ってほんとに美味しく魚が焼けるか?・・・・私には、わかりません、使ったことがないもので。キッチンデザイナーの設計屋としては、一度「魚焼き器」っていうものも試用・試食してみにゃあならんなぁ、と常々思っとります、ハイ。多分、コノ方のブログのように「煙がでるタイプの魚焼き器」の方が、煙と一緒に余分な水蒸気も排出され、(蒸し焼きにならずに)魚の皮がカリッと焼けて美味しいのだろうなぁ、とは想像されます。(使用する時は、コンロ上レンジフード下で使うべき)。
そんなこんなで、今朝ネットの日経BPの記事読んでいたら、こんなコラムがありました。
この記事に中で、最近の家庭での魚離れの原因として、「料理が面倒」「後片づけが面倒」「魚の匂いを残したくない」とか、、、。一方では、健康ブームの影響か?「子供には魚食べさせてたい」っていう矛盾した統計データ。データが矛盾しているんじゃあない、人間の方が矛盾しているのである。その矛盾を担っているのが「くるくる回転寿司」ブームらしい。近年の海外での「寿司ブーム」とおんなじ構図か?(サッカーのオランダ代表監督には、日本戦のことを「スシディナー」と、コケにされてしまった)。
今朝のA新聞にも書いてあったが、日本近海では鰹だのキハダ・メバチマグロだのが獲れなくなってきた・・・資源枯渇原因のひとつ・・・諸外国船の底引き網問題。東シナ海じゃあ中国船籍の漁船が底引き網で根こそぎ魚獲っていってしまう、らしい。日本の食料自給率は40%そこそこしかない現実。中国が狙う先は「魚」もさることながら、国境線の膨張戦略とそこに埋蔵する資源・・・日本も、呑気にしておられんのではないか。一体、我が「魚食民族日本人」の将来はどうなることやら。
ウチの事務所でも、2年前まではスタッフが独身男ばかりだったので「BOSSのこさえる賄い料理」を提供していました。料理好き、喰うこと大好きな設計事務所所長が、腕によりかけて?「焼き魚」だの「煮魚」だの、わけのわからん「イタリア風煮魚」だの「牡蛎飯」に「魚介の炊込み飯」に沖繩風の「マース煮」…etc.色々お造り申し上げていました。秋刀魚の塩焼きやるにも、一手間かけて→魚焼き器にいれる15分ぐらい前に、十分塩振りしておき(こうすると、青魚の臭みが浮いてきます)→15分ぐらい経ってから、一旦秋刀魚を軽く水洗いして、キッチンペーパーでしっかりと水拭きして→もう一度軽く、見栄えよく塩振りして→それから魚焼き機にいれる。などなど・・いろいろウンチクはありました。なんで、そんな手間かけるか?そりゃあ、一重に「どうせ飯食うなら、旨い飯喰いたい」「飯ちゅうモンは焼き立て、作り立てがウマイにきまっとる!」という、喰い意地に他なりません。ただ当時、食後の後片づけは、全部スタッフの当番制、スタッフにみなやってもらっていました。そりゃあ、魚料理の時の後片づけ、生ゴミ処理は、結構イヤがってはいました、ハイ。
ここんところ新規着工の現場やら、実施設計が始まったっり、計画設計いろいろやったり・・・で、慌ただしい。それでも、夜な夜な走り込んで、Weekday「15km × 2本 + 8km × 2本」こなして、休日には30km走り込んでいます。
久々の建築ねた、新規計画案件の御紹介。
敷地の場所柄、「和」をイメージさせてくれる素材でもって、内外装を構成しています。外装材が、珪藻土の櫛引き仕上、内装材も珪藻土漆喰コテ仕上、その他御影錆石やら、トラバーチンやら・・・。
これらの、天然系自然素材っていうのは、そうそう気軽に使えるものではなく(←立派なコストってこともあるが)、設計上も汚れ防止の為のディテールの工夫やら、施工上の注意点、完成後のメンテナンス具合等々・・・設計上、重要な注意点は山程あります。
いずれの素材も、これまで幾度も採用してきたことがある素材で、設計上のコツってものはわかっちゃいるつもりです。
←画像クリックで手動スライドショーです。
『東京株、首相辞意報道で下げ幅縮小(msn.産経)』とか『鳩山首相辞意で小反発、35円71銭高で終了=東京株式2日前場(時事.com)』・・・とか、なんだかねぇ、情けないねぇ。一国の首相が辞意表明して、そのことがその国の経済社会にプラス評価されてしまう、とは。毎年毎年、一国の首相が代わってしまう国なんて他にはない。それ思うと、こんな政治家・政党を育ててきた我々国民、ぜーんぶ自分たちに跳ね返ってきてしまい、余計に気落ちする。ま、情けなさにかけては、サッカーの韓国戦と同じか?(←対イングランド戦で持ち直したが)。
「反対!」とばかり叫ぶだけ、のどこぞの女性党首サンもなんだけれども・・・あちらは、昔っから「なんでもかんでも反対!」って叫んでさえいりゃあ、選挙で当選させてもらえる、ってか?。
現実に、東シナ海では中国の出方が怪しいし、挑戦半島は緊張感漂よっているし・・・普天間のハナシ「安保只乗り論」じゃないが、改めて考えさせてくれる良い機会、もうちっと「勉強」せにゃあいかん。「勉強すればするほど→重要性がわかりました」では・・・すまされない現実。
気落ちついでのハナシがもうひとつ・・・。
例のiPad。こちとらMac信者になってから13年。是非とも欲しいiPad・・・けれどFlash非対応ときた。iPhoneもFlash非対応、困ったモンだ。今どきのカッコイイWebサイトつくりたけりゃ、どうしてもでFlashを利用する。なんで、AppleはAdobeのFlash対応しないのぉ?!Appleとしては、独自路線つらぬくために、Flashに変わる独自開発のWeb言語開発中とは、噂にきいちゃおるが・・・ならば、早く発表してちょーだい、スティーブ・ジョブズさん!!。